ビジネスで役立つ!iPadの便利な設定と機能|第10世代/Air第5世代も解説

iPadを導入したものの、貴方は十分に活用できているでしょうか。

iPad第10世代やiPad Air第5世代、最新モデルのiPadには、業務効率を劇的に向上させる便利機能が豊富に搭載されています。

本記事では、iPadの基本設定から高性能モデルの活用法、iPhone連携やシステム連携まで、ビジネスで役立つiPadの使い方を詳しく解説します。貴方のビジネスに役立つ内容が満載です。

Table of Contents

ビジネスでiPadが「便利すぎる」理由とは

iPad ビジネス

iPadを導入する事で、これまでオフィスが抱えていた様々な課題に対処できる事があります。

  • 従来の業務課題をiPadで一気に解決
  • 営業・プレゼンでの生産性を劇的に向上

iPadはただ情報を見る為の端末ではなく、業務のハブ(仕事を回す拠点)として機能する事で、組織全体の生産性を引き上げる存在になるのです。

従来の業務課題をiPadで一気に解決

企業が抱える「ペーパーレス化が進まない」「情報共有が遅い」「会議が非効率」等の課題は、iPad導入で改善が期待できます。

【iPadの便利な使い方(ビジネス向け)】

  • デジタル化された資料を会議で共有
  • 資料をオンラインで共同編集
  • 手書きメモをそのまま保存・共有
  • 社内システム情報をリアルタイムで参照

こうしたiPadの便利な機能や設定を活用すれば、場所や時間に縛られない効率的な働き方を実現できます。

営業・プレゼンでの生産性を劇的に向上

iPadは、特に営業担当者やプレゼンターにとって強力なツールと言えます。

具体的には、高解像度のディスプレイでユーザーインターフェースを高め、顧客に商品資料や動画を効果的に見せられます。また、その場で過去の契約情報や顧客情報も確認可能です。

利用するシステムによっては、即座に契約書へサインももらえる為、ビジネスチャンスを逃しません

紙の資料を持ち歩く手間が省け、スマートな営業スタイルを確立。商談の質や売上向上に貢献します。

iPadの便利な使い方/機能一覧【ビジネス活用】

iPad 画面 アプリ

iPadの持つポテンシャルを最大限に引き出す為には、便利な使い方を知る必要があります。以下で基本設定から、ビジネスに直結する便利機能まで詳しく解説します。

  • iPad購入後|推奨設定3項目(一般/ビジネス向け)
  • iPadビジネス活用|基本の便利機能と使い方
  • iPad×システム連携|DX化に向けた上級設定
  • iPhoneとiPad|便利な使い方で業務効率化
  • iPad便利アプリ5選(業務向け)

上級設定として、システムへの活用やiPhoneとの連携、アプリもご紹介しますので、是非活用して下さい。

iPad購入後|推奨設定3項目(一般/ビジネス向け)

iPadを快適に使い始める為に、先ず設定すべき3つの項目をご紹介します。

  1. Face ID/Touch ID設定
    ロック解除や認証を素早く行え、会議や契約をスムーズに。
    • Face ID:iPhone 16/15シリーズ、iPad Proなどで利用可能。
    • Touch ID:多くのiPadモデルに搭載。ビジネスシーンでも迅速なセキュリティ確保に役立つ。
  2. コントロールセンターのカスタマイズ
    画面収録やタイマーの呼び出し等、業務でよく使う機能をカスタマイズする事で、作業効率が向上。
  3. ディスプレイ設定
    長時間の会議やプレゼンでも目が疲れにくいよう、「True Tone」や「Night Shift」をオンに。快適な作業環境をキープできる。

更に「iCloud設定」も推奨です。詳しくはこちらの記事をご参照下さい。

参照:
Apple「Face IDに対応しているiPhoneとiPadのモデル
Apple「iPadのコントロールセンターを使用する/カスタマイズする
Apple「iPhoneやiPadで明るさや色温度を調整する

iPadビジネス活用|基本の便利機能と使い方

「iPadでできる便利なことは?」と考える方に向け、業務効率を高める標準機能と、最新iPadOS 26でのマルチタスク活用法を紹介します。

  1. 新しいウィンドウシステム
    アプリウィンドウのサイズや配置を調整し、複数のアプリを同時に使った
    マルチタスクを効率化
    • 3分割・4分割が可能な「タイル表示」
    • 全てのウィンドウを一覧表示できる「Exposé」等
  2. プレビュー
    PDFや画像をApple Pencilで編集・注釈でき、
    書類作業を効率化
  3. バックグラウンドタスク
    大容量ファイルの書き出しや演算処理を並行実行できる。タスクの進捗はライブアクティビティで常時確認可能。

これらの機能はほんの一部に過ぎません。iPadを使えば、情報管理やマルチタスクを効率化し、業務の精度とスピードを向上させられます。

参照:
Apple「iPadOS 26
Apple「iPadOS 26 のアップデートについて

iPad×システム連携|DX化に向けた上級設定

iPadを特定の業務に特化したシステムとして活用する際に、役立つ設定を紹介します。

  1. アクセスガイド
    ユーザーが特定のアプリから移動できないように画面を固定する機能。受付システムや展示会での情報端末での操作ミスを防止。
  2. 音声分離設定
    通話中に周囲の騒音をカットし、自分の声をクリアに届ける事で、FaceTimeや受付業務での円滑なコミュニケーションを実現。

これらを活用する事で、iPadを安全且つ効率的に業務用端末として運用できます。

参照:
Apple「iPhone、iPad、iPod touchでアクセスガイドを使う
Apple「iPhoneやiPadで「声を分離」「ワイドスペクトル」「自動マイクモード」を使う

iPhoneとiPad|便利な使い方で業務効率化

iPhoneとiPadは、Appleのエコシステムを活用する事で連携がスムーズになり、業務効率が飛躍的に向上します。

エコシステムとは、デバイスだけでなくmacOSやiCloud、対応アプリを含む独自プラットフォームです。

  1. Handoff(ハンドオフ)
    iPhoneやMacで始めた作業の続きをiPadでシームレスに引き継げる為、場所を問わない柔軟な働き方を実現。
  2. Instant Hotspot(インスタントホットスポット)
    iPhoneのテザリングにワンタップで接続でき、Wi-Fi環境の無い外出先でも作業を継続可能(利用には両デバイスのApple IDや設定条件あり)。

上手く活用し、重要業務への集中時間を増やしましょう。

参照:
Apple「Handoffを使ってほかのデバイスで作業を続ける
Apple「Instant Hotspot、「インターネット共有へ自動接続」機能、ファミリー共有を使ってインターネット共有に接続する

iPad便利アプリ5選(業務向け)

iPad便利機能を更に活かす、業務向けアプリを5つご紹介します。

アプリ名

主な用途・特徴

GoodNotes 6

  • 手書きノート・PDF注釈が可能
  • 会議メモや資料レビューを効率化

Microsoft 365

  • Word・Excel・PowerPointを外出先で作成・編集可能

Zoom

  • 高品質Web会議が可能
  • 画面共有で遠隔コミュニケーションをスムーズに

Acrobat Reader

  • PDF閲覧・編集が可能
  • 書き込みや電子署名も円滑化

Box/Dropbox

  • クラウドストレージ活用で、チームでのファイル共有や共同作業に便利

これらのアプリを使う事で、会議準備・文書作成・ファイル管理・遠隔連携の全てをiPad一台で完結。業務時間を大幅に短縮できるでしょう。

参照:
Goodnotes「Goodnotes|生まれ変わったノート|メモアプリ
Microsoft「Microsoft 365 Copilot
Zoom「ダウンロードセンター
Adobe「Adobe Acrobat Readerモバイル版アプリ | PDFアプリ
Dropbox「Dropbox モバイル アプリ

iPad第10世代/Air第5世代の導入メリット

Apple iPad

比較的新しいiPad第10世代iPad Air第5世代等のモデルは、ビジネスシーンでのiPadの活用の幅を広げます。

  • iPad第10世代で実現できる業務効率化
  • iPad Air第5世代のM1チップが変える働き方

一つずつ見ていきましょう。

iPad第10世代で実現できる業務効率化

iPad第10世代以降は、フルスクリーンデザインとUSB-Cポートの搭載により、利便性が大きく向上。ディスプレイは10.9インチに拡大され、複数のアプリを同時に開いても見やすくなっています。

USB-Cポートは、外部ディスプレイやハブとの接続を容易にし、オフィスでのデスクトップ環境をシンプルに構築できます。最新のiPad(A16)では、更に高性能なA16チップを搭載。より複雑な業務もスムーズにこなせます。

参照:
Apple「iPad第10世代
Apple「iPad (A16) – 技術仕様

iPad Air第5世代のM1チップが変える働き方

iPad Air第5世代は、Macにも搭載されているM1チップを搭載。

高い処理能力が求められる作業も軽々とこなし、重いプレゼン資料の編集や動画編集などもスムーズに行える為、専門的な業務にも対応可能です。

最新のM3チップ搭載モデルでは、処理速度が更に向上し、最大1TBのストレージも選択可能に。より大規模なプロジェクトも快適に扱えます。最新の機種については「2025最新!iPad種類・世代比較|失敗しない法人向け選び方」をご覧下さい。

参照:
Apple「iPad Air (第5世代) – 技術仕様
Apple「13インチiPad Air (M3) – 技術仕様

「iPadの使い道がない」を解決する業務効率化アイデア

ミーティング風景

「iPadの使い道がない」と悩む方に向け、以下では、社内コミュニケーションやセキュリティを強化できる方法を紹介します。

  • 社内コミュニケーション効率化で生産性向上
  • 人件費削減/セキュリティ強化に繋がるiPad活用術

業務改善に役立つ方法を知っておきましょう。

社内コミュニケーション効率化で生産性向上

iPad活用により、社内コミュニケーションは大きく改善。例えば、以下の使い方でアイデア創出を促し、議論を活性化させる事も可能です。

  • 会議中のメモを共有
  • オンラインホワイトボード機能を使って、ブレインストーミング

オンライン会議や業務アプリとの組み合わせ等で、更なる生産性の向上に繋げましょう。

参照:
Apple「iPadのフリーボードを使ってみる
Apple「iPhoneやiPadでグループテキストメッセージを送信する

人件費削減/セキュリティ強化に繋がるiPad活用術

iPadは、人件費削減セキュリティ強化にも貢献します。

例えば、紙資料をiPadに置き換えれば印刷コストを削減でき、生体認証やリモートワイプで情報漏洩のリスク対策ができます。

人件費削減の観点においては、来客対応をiPadで行う受付システムなら、対応や担当者への取り次ぎが自動化され、業務効率が向上。

更に、来訪者履歴を管理する事で、有事の際のセキュリティリスクの低減になります。

詳しくは「業務効率化&コスト削減を実現する受付システムとは?会社に最適な選び方と活用法」もお読み下さい。

参照:
Apple「管理対象紛失モードとリモートワイプ

iPadを受付システムに!「アイタッチ」で業務効率を革新

iPad 来客受付システム カテゴリレイアウト

iPadを業務効率化に活用するなら、総務・受付の負担を軽減できる受付システムの導入も有効です。

直感的な操作で来訪者情報をスムーズに管理でき、来客対応にかかるコストを大幅に削減します。

弊社の受付システム「アイタッチ」は、iPadにアプリをインストールするだけで、簡単に導入できます。

詳細は、下記の製品ページをご覧下さい。

→製品情報 受付システム「アイタッチ」とは
→受付システム「アイタッチ」の料金はこちらから
→無料 見積もりはこちらから
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