1日の来訪者数(受付システムやオフィスの適正規模を検討する際の基準となる数値)を算出する場合、現状のデータ状況に合わせていくつかの計算式(アプローチ)があります。
目的や手元にあるデータに合わせて、以下のいずれかの方法で計算してみてください。
1. 確実なデータから出す「実測平均算」
すでに受付簿(紙やエクセル)や入館証の発行記録がある場合に、最も正確な数値を出す計算式です。
ポイント: 土日祝日など、オフィスが休みの日(来訪者が0の日)は営業日数から除外して計算してください。
2. 社員数から予測する「従業員比率算」
新オフィスへの移転や、これから受付システムを導入するため過去のデータがない場合に、一般的なオフィスの平均値から割り出す計算式です。
一般的に、オフィスの1日の来訪者数は「全従業員数の 10% 〜 20% 程度」が目安と言われています。
ポイント: 来客の多い営業主体の拠点や、面接(採用活動)が活発な時期は 20% (0.2)で見積もり、開発センターや工場など来客が少ない拠点は 5% 〜 10% (0.05 〜 0.1)で調整します。
3. 受付システム選定で最も重要な「最大ピーク時算」
受付システムの導入(iPadの台数やライセンス数の検討)においては、1日の「平均値」だけでなく、「最も混雑する時間(ピーク時)に何人来るか」の計算が非常に重要です。
集中係数とは: 1日の中で来客が特定の時間(例:13:00や14:00など、お昼休みの直後)にどれくらい集中するかを表す係数です。
計算例: 1日の平均来客が20人のオフィスで、特定の時間にドッと人が押し寄せる傾向がある場合:
20人 X 1.5 = {ピーク時は1時間に30人(またはそれに対応する受付ライン)が必要}
💡 受付システム(アイタッチなど)を選ぶ際のアドバイス
ご覧になっている受付システム「アイタッチ」のようなiPad型システムを検討される際は、上記の計算式で出た「1日の来訪者数」に加えて、「同時に最大何組の来客が受付の前に並ぶ可能性があるか」を想定してみてください。
もし13:00直前に3〜4組が同時に到着するような環境であれば、iPadを1台ではなく2台設置する、あるいは受付処理を高速化させるなどの対策が必要になってきます
